Atelier la Primavera
Fake Sweets Fantasy
フェイクスイーツとはなんでしょう
多くの人は甘くて美しい洋菓子や真っ白なホイップクリームなどを目にすれば
一瞬でも心が和むでしょう
たとえ口に入れられなくても本物そっくりのその形が発信している豊かさや楽しさ
ずっと眺めていられる
身につけて持ち歩く事が出来る
今の時代だからこそ生まれた
頭がクリアで精神が健康な人に通じる冗談が形になったようなもの?
それがフェイクスイーツの魅力かも!
日本の食品サンプルの文化と、現代女性の遊び心の感性が出会って生まれた、
日本生まれのハンドクラフト、それがフェイクスイーツです。
最初は専用の材料もテキストもなく、ただ身近にあるものを工夫して用い形にする事から始まりました。
アイディアさえあれば誰もが作り出せ、生まれ続ける、オリジナリティ溢れるハンドクラフトです。
フェイクスイーツ ハンドメイドコンテスト 2013 ファイナリスト入選作品{ R's Biscuits Organic }
<ごあいさつ>
フェイクスイーツは、2008年頃から始まった最新クラフトです。
まだ6年足らずのクラフトですが、その間の2011年に東日本大震災という大きな災害が起こりました。
その時、当たり前と思っていた日常の生活が覆され、明日への不安を多くの日本人が抱いた事と思います。
ゼロから、またはマイナスからのスタートを余儀なくされた多くの人々を思い胸を痛み、たまたま被災を免れただけで人事ではないという意識を、私達の多くが感じたのではないかと思います。
このクラフトがブームを呼んでいるのも、辛い震災で気づかされた意識が少なからず影響し、ゼロから自分の手でモノを作り出す事の尊さが、若い女性の中に芽生えたように思います。
アイディアさえあれば、手元にあるあらゆる材料から工夫をし、自分の手で何かを生み出す事ができ、そして周りの人の笑顔やコミュニケーションに繋がる。それは自分への自信に繋がり、楽しくって前向きな新しい出会いでもあります。フェイクスイーツの基盤はそんなところにあるのかもしれません。
「小学校以来、粘土に触れた事がありませんでした。」
はい、実はそれは私です。
その軽量樹脂粘土の柔らかい感触を手の中に感じたとたん、
ふわぁぁと息が漏れて、なんともいえない心地よい、そして懐かしい安堵感に嬉しくなりました。
私は子供ではないのに・・・とふと心をよぎります。
でもすぐにそんな気取った錯覚から解放される瞬間がやってきて、
今では時々、粘土と戯れるフェイクスイーツの時間を味わうようになりました。
日常から離れ、子供の頃を懐かしみ粘土と遊ぶのもよし、
無心になってその感触を楽しむのもよし、
自分がケーキ職人ならこんなデコレーションをしたいとパティシエ気分になるのもよし、
手の平から感じるヒーリングタイム、そんな魔法の時間を時には味わっていただけると嬉しいです。
クレイパティシエール
河合りえ子
*クレイパティシエール:
粘土の女性菓子職人という意味の造語。
日本初の最新クラフト、フェイクスイーツの第一人者、気仙えりか監修の講師資格です。
養成講座があり、認定試験(実技、学科)があります。
ご興味のある方は、アトリエ・ラ・プリマヴェーラまでお気軽にお問合せ下さい。
講座内容や養成講座開催場所など、ご案内をさせていただきます。
イベントでのワークショップや講座のリクエストをお待ちしております。
( 3名様より開催させていただきますが、人数&日時、出張講習等お気軽にご相談下さい。)
e-mail: atelier-la-primavera@jcom.zaq.ne.jp
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